赤ちゃんはたった一人裸で生まれてきます。
言葉も話せない、聞くことも出来ない、立って歩くどころか寝返りすらうてない。
守ってあげないと、、ですよね。
出産から育児までの情報など
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赤ちゃんはたった一人裸で生まれてきます。
言葉も話せない、聞くことも出来ない、立って歩くどころか寝返りすらうてない。
守ってあげないと、、ですよね。
特に人間の赤ちゃんは、親や保護者がいなければ生きていけないほど未熟です。
そんな何も出来ない状態の我が子を生まれた時からずっと見ているので
親は子供に対して「わたしが教えないとこの子は育たない」と強い責任感をもって
教育に意識を向けてしまう親がほとんどだと思います。
当然ですよね、本当になにも出来ないんですから。親が子を守らないとですよね。
うちの子が初めて寝返りをうつのに成功した瞬間、
家族中でガッツポーズをして、涙が出るほど喜んだのを覚えています。
このようなことから、なにからなにまで手取り足取り教えないと、子供は何ひとつ出来ない。
そんな思い込みをしてしまっている親が多くいる印象があります。
実は、子供は大人の何倍何十倍もの観察力を持っています。
電車に乗っている時、スーパーにいる時、何気なく道を歩いている時でも
大人が見ている情報料より、子供が見ている情報料の方が明らかに多いのです。
知人に会って挨拶をしている親の姿も、子供はまじまじと観察しています。
その理由は、子供はいろいろなものに興味がありますが
一番は親のまねをして成長をするという特性を子供は持っています。
大人は自分の子供が挨拶ができるようになると
「挨拶はわたしが教えたから」と思い込んでいますが
実は、親に言われたことで覚えたのではなく、親が実際に挨拶する言動を見て覚え
子供は自分の意志で挨拶をするようになったのです。
このように親が教えなくても子供は自主的に学んでいく能力を持っています。
親がやることは、自分の意志で考えさせて行動させるように導くこと。
「○○しなさい!!、○○やりなさい!!」は逆効果で、子供は反発心を覚えます。
そうなると「理由は特にないけど、言われるとなんかやりたくなくなるんだよね、、」という結果に。
勉強が良い例ですよね。
子供の頃は「勉強しなさい!」と言われ続け、勉強が嫌いな子が多かったと思いますが
大人になってからは誰からも言われなくなり、子供の頃嫌いだった勉強をしてみたくなる
そんな大人が大勢いるみたいですね。
大人になって苦手なもの、嫌いなものってありますが
実はその部分は、特に親の教育がうるさかったものだった可能性が高いというデータも出ているとか。
親は子供に教えることはなにもない。
その代わりに、子供に恥じないような行動を日々とっていれば
それが教育となって、一番良い形で子供に伝わるのではないでしょうか。
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