毎日の育児に向き合っているママは、常にイライラ。
予想だにしない出来事の連続なので、それはもう大変ですよね。。
子供の安全、外でのしつけなど、常に多くのことに気を張っていて
24時間、軽い緊張状態が続いているからだといいます。
ママのイライラは子供だけが理由ではない!?
「子供が言う事を聞いてくれない」
という子供に対してのストレスだけが原因ではなく、ママがイライラする原因は他にもあるようです。
近年では30歳前後で出産する女性が多く、その前に社会人経験がある人が多いようです。
もちろん自分の意志で仕事を辞め、専業主婦になった人もおりますが
出産、育児のために、やむを得なく仕事を辞めた人も中には大勢います。
毎日の育児は、おもに子供と接する事が多く、仕事をしていた時からすると大人と話す機会は断然減りますよね。
TVにしても、子供のために教育番組を見る事がほとんどで、今のトレンドを知る生活とは無縁な日々を送っています。
「昔はオシャレしてたのに、、」
「世間の今の流行が分からない、、」
「狭い世界でこの子と二人っきり、、」
このようなあたりから
「毎日、育児だけの生活」
「社会から取り残されてしまったような孤独感」
というような無意識の感覚が芽生えてしまい、その孤独が原因でストレスを溜めてしまうこともあるようです。
そこでパパが仕事から戻り、いいとこ取りするように子供と楽しそうに遊んでいる姿を見ると
「1日中ぐずっていた子供の面倒を見ていたのは自分なのに~(><)」
と、ママはイラッとしてしまったり。
パパは仕事で、上司や得意先にいろいろな事を言われ、大変なのはもちろんですが
お昼休みやトイレ時など、一人になろうと思えばなれる時間や場所が一応はあります。
しかしママはというと、子供を常に自分の目の届く視野に入れておかなければなりませんし
「ママ~ママ~」と、ゆっくりトイレにも行かせてもらえない。
ママは疲れているはずなのに、夜中も熟睡できていない状態だと聞いた事があります。
パパの「なにか手伝おうか?」がイラッとの原因にも!?
普段なにもしてくれないパパが
「なにか手伝おうか?」
と、パパなりに気を利かせての事だとは思いますが
実はこの言葉は、知らず知らずに逆効果の場合が多いのです。
「手伝おうか?」というパパの言葉には、育児の当事者という意識がなく、責任感もない
育児には直接関わっていないような、第三者的な姿勢を感じる。
そう読み取ってしまうママも多いらしいのです。
パパは自由に外へ出れるし、仕事はもちろん、プライベートであってもある程度は好きに行動できる中
ママはそうはいきません。
優先順位は自分が一番というパパが、ちょっとした気分でママに歩み寄り
「ん?なにか手伝おうか?」
と言われると
ママのイライラ度はたちまち急上昇してしまうようです。
また、パパの靴下の脱ぎっぱなしなど
「せめて自分の事は自分でやって欲しい!!」と
パパに対するイライラは、パパが思っている以上に実は多いみたいです。
育児中のママに、パパができることは?
「なにか手伝おうか?」
という地雷ワードから(言い方で変わる事もあります)
こういった解釈をしてしまう事もあります。
「手伝ってあげるんだから、なにすればいいか言ってよ」
と、これまた任せっきりで一歩下がったところから受け身なイメージ。
パパがママの事を考えるのであれば、ただ単になんでもママにお願いするのではなく
「手伝う内容を自分で考えるという事」
手伝う内容をママに聞くのではなく
自分から進んでできるものを考え、またずっと続けていけるもの
途中でおろそかにせず、投げ出さないような「お手伝いを選び」をする事が重要になってきます。
まずは行動をしてみましょう。
行動を起こしたあとに
「これやっておいたよ」
これがすごく理想な形だと思います。
例えば
<毎日の洗濯>
洗濯を干すまでは、パパは仕事に行かなければならないので、なかなか難しいと思いますので
朝起きたら、脱ぎっぱなしの子供の洋服を集めて、洗濯機に入れ回しておいてあげる。
もちろん夜寝る前に洗濯物を片付けてあげるでもOKですし、日中(休みの日になりますが)でも
意識をして脱ぎっぱなしの服を進んで片付けてあげる。
これだけでもママはだいぶ楽になりますね。
<毎日の片付け>
仕事から帰宅したら、時間帯にもよりますが(21~22時あたりの帰宅の場合)
子供を寝かしつけて、疲れてそのまま一緒に寝落ちしているママも結構いるかと思います。
「ご飯はある?」とすぐに起こすのではなく、その辺に散乱しているおもちゃを片付けてあげてからママに声をかける。
食器の洗い物などもあったらササッとやってあげれば、ママが起きた時嬉しいですよね。
<毎日のお風呂>
帰りが比較的早いパパにおすすめなのが、毎日子供達をお風呂にいれてあげるお手伝い。
このお手伝いをしているパパは案外多いのではと思いますが、お風呂に入れてあげている40~50分間
これだけでもママはかなり楽できます。
もちろん休むわけではなく、この間に残りの家事を片付けたり、食事の準備をしたりと大変ではありますが
この短い間でも育児から解放されて、緊張を緩める事が出来ますので、ママはかなり助かるでしょう。
他にも、水道水を飲まずにお水をスーパーへ買いにいっている家庭も多いかと思いますので
力仕事はパパということで、会社帰りにスーパーへ寄り、1本ペットボトルの水を買っていってあげたり
このちょっとした時間でもママは非常に助かります。
ポイントはまず行動を起こしてから、
「これやっておいたよ」
「これ買ってきたよ」
とママに伝えてあげれば、
進んで育児に協力してくれていると、ママのストレスも軽減して
良い育児が出来るのではないでしょうか。
宜しければ、ぜひお試しくださいね!