子供のしつけ

育児には成功も失敗もない!?

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育児には成功も失敗もない!?

育児ノイローゼになりやすい人の特徴でまず挙げられるのは

一生懸命、頑張って育児をしている親に多いということ。

「子供のために」は良いことのはずなのになぜこういった親に多いのか?

 

我が子の将来を真剣に考えている親ほど、陥りやすい危険!?

子供が虫歯になって痛い思いを絶対にさせたくない

あせもにならないように疲れててもお風呂に入れないと

健康のために野菜を無理にでも食べさせないと

 

これは子供のためを思った親のやさしさでもありますよね。

でも、ちょっと間違えると「子供のために」という言葉を利用した

自分の欲求を満たすための行動になってしまう場合がよくあります。

またこういった頑張り屋の親は、情報収集が大好きなので

日々、良い育児についての情報を探しては、それをすべて鵜呑みにしてしまい

育児はこうあるべきだという信念が人より強い傾向があります。

現代は情報であふれかえっているので、情報過多になって

それがマイナスに働く場合もあるので十分注意が必要です。

 

育児とは選択の毎日

育児というのは、数歩歩くと壁にぶち当たり、選択を余儀なくされます。

そしてそのどちらか一方を決断していかなければなりません。

片方は「成功」で、片方は「失敗」という未来の結果におびえながら

毎日毎日、選択の繰り返しです。

そのひとつひとつが子供の将来を決める一大事であるからこそ

それはもう親としては絶対に選択を誤ってはならない。

その気持ちが強ければ強いほど「子供のため」という気持ちが膨らみ

子供に過度な要求をしてしまったり、自分の欲求を押しつけてしまったり。

 

野菜を「食べる」or「食べなくていい」

で言ったら、正解は「食べる」それしか考えつかない。

そのように偏った考え方になってしまうと大変危険です。

嫌いな食べ物はできれば食べれるようになった方が良いのですが

無理して食べさせるような行為をとると、余計にトラウマになって

味ではなく、心が受け付けなくなってしまい、一生食べれなくなってしまいます。

 

一番は、やはり自分から食べてみよう!と思えるようになること。

だから一旦は「食べなくていい」を選択しても失敗ではありません。

それによっていつか食べれるようになるのであれば、今は無理矢理食べる必要はありません。

どちらの選択をしたとしても、育児に成功も失敗もありません。

その子にあった方法を親が選択してあげさえすれば

まわりの子と違っていても気にすることはありません。

情報に惑わされず、自分の育児に専念することが上手くいく秘訣かもしれませんね。

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