スプーンが使えるようになった。
フォークで上手に食べれるようになった。
「いいぞ、その調子でよそで恥をかかないように…」
「え?○○ちゃんがお箸を使えるようになったって?よし、うちの子だって…」
出産から育児までの情報など
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スプーンが使えるようになった。
フォークで上手に食べれるようになった。
「いいぞ、その調子でよそで恥をかかないように…」
「え?○○ちゃんがお箸を使えるようになったって?よし、うちの子だって…」
食事のマナーと聞くとつい想像してしまうのが
「正しいお箸の使い方」
「正しい椅子の座り方」
「ご飯をこぼさずキレイに食べる方法」
など、そんな堅苦しいことばかり。
もちろん教える事に越した事はありませんが
行儀の悪い時期は必ず通っても、子供は自然と自分から食事のマナーを覚えていきます。
必死になって親が教えようとしている内容は、実はまだ子供にとって難題なんですよね。
また集中力が身に付いていない時期では、見本を見せられても子供は親のように出来ないもんです。
そこを理解せずに厳しくマナーを教える事で、食事の時間を嫌がるようになってしまう恐れがあります。
ですので、まずは難しい食事のマナーをしっかりと教える前に
食べ物に感謝をする気持ちや、食事は楽しい時間なんだよ~と教える方が重要だったりします。
そして、食べず嫌いにならないように食べ物に興味を持たせることや
子供の心に食べ物を大事にする意識が芽生えさえすれば、食事のマナーを自然と身に付いてくるでしょう。
親はどうしてもまわりの友達や、他の幼稚園児と比較しまうことがよくあります。
これは食事だけでなく、子育てについては多く当てはまる事があり
ネットで調べたり、育児本などを読みあさっては
「自分の子は成長が遅れていないだろうか、、」
「ひょっとしてなにかの障害があってなかなか出来ないのではないだろうか??」
そんな不安が常に頭をよぎり、悩む親も少なくないと思います。
ただわたくしは年齢に応じた子育てをしてしまうこと、それは良くないと思っております。
もちろんある目処といいますか、成長の平均値から自分の子はどのあたりなのか?
などを知る事は決して間違えではないですし、それによって役に立つことは多くあります。
ですが、子供の発育はそれぞれ異なり、遅れているからといって特に問題はありません。
ですから何歳からスプーンやフォークを教え、次は何歳でお箸を教えなど
親は育児に窮屈にならないようにしたいものです。
スプーンやフォークより先にお箸に興味を持つ子もいます。
ママに甘えていつまでたってもひとりで食べてくれない子もいます。
大切なのは子供のペースや関心、興味に合わせて
その子のタイミングで食事のマナーを教えていく事だと思います。
「教育は早い段階から行うと有利です!」
などと、よく育児本に書かれておりますが
それは半分正解で、半分間違えだと感じます。
まずは子供の自主性を育てるように、関心をもたせることをしなければ
いくら早い段階からしつけを始めても、習得するまでにかなりの時間を要するでしょう。
焦らずにつき合ってあげるように、親のペースではなく、子供のペースで食事のマナーを習得させてあげましょう。
親はどんな場面でも、サポートするだけです。
親が導いてあげて、万が一子供が失敗したら、尻拭いをしてあげる。
(食事の事でいえば、床を拭いてあげる、など)
これがすべての育児に大切な事だと思います。
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